2018年6月30日 台湾 華禄渓
June 30, 2018 Hualu Xi Taiwan
標高1200mくらいまで下りてくると雨も上がりました。そこで良さそうな場所を見つけて蝶探しをすることにしました。草原で蝶を追っていると、地元の方が近づいてきて、蝶ならあの山に登ればたくさんいるよ、と言います。半信半疑で山道に入るとそこにはトマトなどのビニールハウスがあってその回りの花にたくさんの蝶が集まっていました。先ほどの方の農園らしく、そのプラムを取って食べろ(?)みたいなことを言ってくれます。ビニールハウスから出てきた女性は片言の日本語を話してくれ、出来立てのトマトをふるまってくれました。何と親切なのでしょう。お言葉に甘えてプラムをもぎに林に入ると、先客のワモンチョウ/Stichophthalma howquaが蜜を吸っていました。あとで画像を見ると、その向こうにタイワンキマダラヒカゲ/Neope bremeriらしき蝶が止まっているのに気付きました。さらにNONNAの映像には葉の向こう側で翅を開閉する大型の蝶のシルエットが映っているではありませんか。わずかに確認できる斑紋からオオムラサキ/Sasakia charondaではないかと思われますが、定かではありません。初めて見るワモンチョウ/S. howquaに夢中で、二人とも全く気づきませんでした。残念です。またおいで、という言葉に、また来年来ますと答えて失礼しましたので、もう一度ぜひ行ってみたいと思っています。それにしても蝶がたくさんいると、なんでこうも気持ちがいいのでしょう。不思議です。
初めて出会った蝶: 2種
the first butterfly I met : 2 species
ワモンチョウ/Stichophthalma howqua ・ キスジチャバネセセリ/Thoressa horishana