2018年のまとめ・12月31日

3月のマレーシアから11月の鴨川ルーミスシジミまで、今年も充実した”蝶をめぐる冒険”をすることができました。心残りは北海道のカラフトヒョウモンに今年も出会えなかったことと、7月後半の大切な時期に目の不調で身動きがとれなかったこと。その他はとても満足しています。エクアドルで出会った蝶の同定は予想以上に大変で、年越しまでに終わったのは全体の30パーセントくらいです。それでもすでに200種を越え、南米の蝶の多様性に驚いています。標本と生体では色の違いがあったり、特に頭部や腹部、さらに目の色などの特徴の比較ができないので大変です。どうしてもわからないものはアンドリューやその友人バーナードの力を借りていますが、ほぼ自力での同定なので、間違いもあると思います。なんとか来年のシーズンがスタートするまでには完了したいと思っています。今年出会ったすべての蝶好きのみなさん、そしていつもそばで助けてくれるNONNAに感謝します。

(2019年4月1日追記)
本日ようやくエクアドルのページが完了しました。2週間の蝶探しをまとめるのに5か月かかってしまったことになります。出会った蝶は640種に上り、同定作業はとても大変でした。年のせいで名前を覚えられず、何度も同じ蝶を調べてしまうことも多くありました。疲れましたが、まだまだ新しい蝶との出会いを求めて冒険を続けたい、そう思っています。