ギフチョウ 学名:Luehdorfia japonica (リュードルフィア ヤポーニカ)
日本の固有種で、年1回春先に現れます。前翅亜外縁の黄色条が翅先で内側にずれる点や、後翅表外縁の斑紋が橙色、♀の腹部下面に現れる交尾嚢が黒色、などの点で近縁種のヒメギフチョウと区別できます。♂の体は長毛でおおわれていますが、♀の腹部に長毛はあまりありません。
分布distribution : 日本固有種 Japan endemic
亜種ssp : なしNo
食草food plant : カンアオイAsarum nipponicum、ウスバサイシンAsarum sieboldii
メモmemo : 中高年にギフチョウマニアが多く、NONNOも子供の頃から憧れの蝶でした。少年時代は探しに行くことも出来ず、図鑑や採集案内の本で夢を膨らませていました。後年、神奈川県の石砂山に登りこの蝶に初めて出会った時は、なんて小さいのだろう、と思いました。NONNAはその毛深さや羽を開いて止まる様子など、蛾のようで、あまりお好みではないようです。
観察記録record page
2016年3月30日 神奈川県石砂山Ishizareyama Kanagawa
2016年4月10日 神奈川県篠原の里Shinoharanosato Kanagawa
2018年4月9日 神奈川県篠原の里Shinoharanosato Kanagawa
2018年4月30日 長野県白馬貞麟寺Teirinji Hakuba Nagano
2019年4月7日 神奈川県篠原の里Shinoharanosato Kanagawa
2022年04月12日 神奈川県篠原の里 / Shinoharanosato Kanagawa