パナレスマエモンジャコウアゲハ　学名 : Parides panares

中央アメリカから赤道付近まで1000m以下の低山地で見られます。♂は前翅の緑紋が後縁付近まで広がっていて、裏の白紋が小さいのが特徴です。♀は前翅の白紋のうち後縁側の最後の紋が一番大きいのが特徴で、これらから近縁のイフィダマスマエモンジャコウアゲハParides iphidamasと区別できます。

分布distribution : 　メキシコ～エクアドル Mexico to Ecuador

亜種spp : panares (原名亜種SE.Mexico)　lycimenes (Chiapas to Panama)　erythrus (Colombia)　paralius (Ecuador)　tachira (SW.Venezuela)　rachelii (N.Venezuela)
食草food plant : ウマノスズクサ属Aristolochia pilosa

メモmemo : コスタリカ・モンテベルデの蝶園で出会った蝶は前翅の形から♂と思われ、小さな白紋からパナレスマエモンジャコウアゲハのリュキメネス亜種と判断しました。じっと止まっていたので、前翅の背面は確認できませんでした。

観察記録record page :
　　　　　　　　　　　　　　　2017年4月14日　コスタリカ・モンテベルデ蝶園Monteverde Butterfly Farm Costa Rica　　　ssp. lycimenes