ポイブスミヤマウスバアゲハ 学名:Parnassius phoebus (パルナシウス ポイブス)
英名:Small Apollo / スモールアポロ
年1回6月末から8月に発生します。前翅前縁s8とs5に赤紋があるのが特徴です。ヨーロッパ・アルプスではアポロより高地の1500mから3000m付近でみられます。世界各地で100ほどの亜種に分けられています。♀の前翅後縁1bに黒(ときに中赤)紋があり、♂には無いことで雌雄を見分けられます。
分布distribution : アルプス、ウラル、シベリア、カザフスタン、モンゴル、中国 Alps, Urals, Siberia, Kazakhastan, Mongolia, China
亜種spp : 南アルプスgazeli 東スイスcardinalis アラスカapricatus モンゴルchingizid 他多数etc
食草food plant : ユキノシタ属Saxifraga aizoides マンネングサ属Sedum ssp
メモmemo : 2000メートルのアルプスをトレッキング中に出会いました。アポロParnassius apolloより少し小型で白っぽく、前翅前縁に赤い紋があるのですぐにわかりました。出会った蝶は前翅後縁にも赤紋がある♀で、とても美しいものでした。
観察記録record page :
2017年7月7日 スイス・リッフェルベルク~リッフェルアルプRiffelberg to Riffelalp Swiss