2015年7月26日 信州2日目 常念岳
July 26, 2015 Jonendake Nagano

夜明けと同時に登山口で登山計画を提出し常念岳に上りました。多くの方はさらに先の槍ヶ岳方面を目指しているようで、背中に大きなリュックを背負っていました。NONNOは水と望遠レンズを付けたカメラ1台と身軽にしたつもりでしたが、常念乗り越え手前の胸突八丁では本当に息があがりました。

タカネヒカゲOeneis nornaを探していると近くで奇妙な音が聞こえました。目を凝らすとそこにはライチョウの親子がいて、母親が警戒音を発していたのでした。

タカネヒカゲOeneis nornaは子供の頃の憧れでした。NHKの番組で、高山の岩場で強風を避けるため体を横にしている姿が紹介され、NONNOの心に孤高の蝶のイメージが焼き付きました。実際のタカネヒカゲは孤高というよりも、ひっそりと生きる隠遁者という印象でした。近づくとすぐに飛び去り、草の中に身を隠してしまいます。派手に飛び回っていたのは前日も烏帽子岳で見たミヤマモンキチョウColias palaenoでした。北アルプスと浅間山系では翅の縁の黒帯の太さなどが違っていて別亜種とされているようです。例によって登りは黙々と登り、下りでは回りを見ながらゆっくり蝶を探しました。ベニヒカゲErebia nerieneとクモマベニヒカゲErebia ligeaを見かけましたが、登山道から遠く、しかも花のかげでした。下山してからは次の目的地の上高地に向かいます。かなりの強行軍に自分でもあきれました。

初めて出会った蝶:
タカネヒカゲ/Oeneis norna・ベニヒカゲ/Erebia neriene・クモマベニヒカゲ/Erebia ligea

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