2015年のまとめ

今年出会った蝶を数えてみたところ、183種類でした。けっこう頑張ってほうぼうに行ったのでこの結果には満足しています。もし中学生時代の自分に会えたとしても、胸を張れると思います。夢だった北海道や沖縄、八重山での蝶探しも本当に楽しめました。ただ残念なのは、まだ50年ぶりの再会を果たせていない蝶たちがいることです。早春のコツバメCallophrys ferrea、ミヤマセセリErynnis montanaはこの時期まだ蝶探しを再開していなかったのでいいとして、ヤマキチョウGonepteryx maxima、オナガシジミAraragi enthea、ウスイロオナガシジミAntigius butleri、ムモンアカシジミShirozua jonasi、アサマシジミPlebejus subsolanus、ホシミスジNeptis pryeri、コヒョウモンモドキMelitaea ambigua、スミナガシDichorragia nesimachus、ヒメヒカゲCoenonympha oedippus、ホシチャバネセセリAeromachus inachus、スジグロチャバネセセリThymelicus leoninusは特に狙わなくてもどこかで出会えるだろうと高をくくっていたところもあって取りこぼしてしまいました。昔だったら軽井沢あたりへ行けば大半見られたと思われる種類ですが、そのような環境がもうあまり残されていないということでしょう。来年は国外にも目を向けて、台湾やマレーシアにも行くつもりです。また、北海道の蝶たちで数を稼いで、国内での撮影種を230種類に伸ばしたいと考えています。そして中学のとき見た蝶すべてに再会すること、これが最大の目標です。