2022年7月30日 スペイン バレンシアからアルバラシンへ
July 30, 2022 Valencia to Albarracin, Spain

春の南アフリカに続いて、イギリスのネイチャー・ツアー会社Green Wingsのバタフライウォッチングツアーに参加しました。当初NONNAとNONNOは前日の29日にスペインのバレンシアに入って街を満喫しているはずでした。ところが、成田~ドーハ~ロンドン~バレンシアという行程のうちドーハからロンドンの便が3時間近く遅れてしまってバレンシア行きに乗れなかったのです。ブリティッシュエアーにかけあうと、今はバカンスの時期でイギリスからバレンシアへの便はすべて満席状態でした。29日中にバレンシアに着きたいのなら、ルフトハンザ航空でフランクフルトへ行き、そこからバレンシアに行くしかないとのこと。フランクフルトから先の席は満席かもしれないけれど、ロンドンにいるより可能性があるので、急遽フランクフルトに行くことにしました。ところが、なんと、このフランクフルト行きも出発が2時間以上遅れてしまい、バレンシア行きには結局乗れませんでした。途方に暮れましたが、航空機の乗務員がルフトハンザのインフォメーションセンターに行けば何とかなると言ってくれたので、予定外のフランクフルトでドイツに入国しました。スペイン入国のために用意していたSTHの書類はすべて無駄になりました。でもドイツでの入国に何の証明書も必要なくてラッキーでした。その後1時間以上空港内を探し回ってやっとインフォメーションセンターに到着したのは午前0時過ぎ。もう二人ともこの最低の状況を楽しむしかないという気持ちになっていました。すると幸運なことに、翌日の朝のチケットがとれたのです。泊まるホテルや往復のタクシーなどもルフトハンザが手配してくれて、終わり良ければ総て良し?成田で預けたスーツケースも無事到着し、なんとか30日の集合場所に滑り込んだのでした。

空港に集合したのはリーダーたち3人を含めて総勢12名でした。リーダーのデイビッドの車にジュディスとナイジェル、ジョンの車に私たち二人、パウのバンには彼の奥さんのバージニアとワッツ一家(ウィル、ロズ、娘のケイト、アンナ)が乗り込んで、古い歴史都市アルバラシンに向けて出発しました。途中、雷雨に見舞われましたが、その間隙をついて蝶探しもできました。ヨーロッパでもこの地域だけにしか見られない蝶も多いので、明日からがとても楽しみです。

初めて出会った蝶 : 5種
the first butterfly I met : 5 species

サザンブラウンアーガスシジミAricia cramera (Southern Brown Argus) スパニッシュチャークヒルヒメシジミLysandra albicans (Spanish Chalk-hill Blue) アズレチャークヒルヒメシジミLysandra caelestissima (Azure Chalk-hill Blue) オベルターズアノマラスシジミPolyommatus fabressei (Oberthur's Anomalous Blue) ゲイトキーパージャノメPyronia tithonus (Gatekeeper)

クロケアダイダイモンキチョウColias croceaサザンブラウンアーガスシジミAricia crameraスパニッシュチャークヒルヒメシジミLysandra albicansスパニッシュチャークヒルヒメシジミLysandra albicansアドニスヒメシジミLysandra bellargusアズレチャークヒルヒメシジミLysandra caelestissimaアズレチャークヒルヒメシジミLysandra caelestissimaアズレチャークヒルヒメシジミLysandra caelestissimaアズレチャークヒルヒメシジミLysandra caelestissimaアズレチャークヒルヒメシジミLysandra caelestissimaアズレチャークヒルヒメシジミLysandra caelestissimaオベルターズアノマラスシジミPolyommatus fabresseiゲイトキーパージャノメPyronia tithonusゲイトキーパージャノメPyronia tithonusアルケアエセセリCarcharodus alceaeアルケアエセセリCarcharodus alceae