ネッタイモンキアゲハ 学名: Papilio fuscus
年間通して見られますが、乾季が長引くような年にはあまり発生しません。林縁を穏やかに飛び続け、休むときには翅を広げて枝などに止まります。♂♀ともに前・後翅の亜外縁に白帯があり、亜種によっては後翅中央にシロオビモンキアゲハのように大きな白紋を形作ります。♀はやや大型で色は茶色っぽく、白帯、肛角付近のオレンジ紋が発達します。
分布distribution : チモール、オーストラリア北部、ニューギニア Timor, N.Australia, New Guinea
亜種spp : fuscus (Buru, Ambon, Serang) canopus (NW.Australia) capaneus (Cape York - Northern N.S.W, N.Queensland) vollenhovii (Timor) pertinax (Sulawesi, Tukangbesi, Salaya, Sula Is) hypsicles (New Hebrides) indicatus (S.New Guinea, Papua, D'Entrecasteaux, Woodlark, Lousiades, Torres Straits
Is) etc...
食草food plant : Citrus sp.
メモmemo : オーストラリア滞在中に何度か出会いました。飛翔中はうまく撮影できませんでしたが、ランタナの花に来てくれて助かりました。また、林の中で2頭が絡んでいるところや、高い木の梢で休憩しているところなど、普段はなかなか見ることが出来ない姿を見せてくれました。
観察記録record page :
2020年01月03日 オーストラリア・ケアンズ植物園Cairns Botanic Gardens Australia ssp capaneus
2020年01月05日 オーストラリア・タラビーチThala Beach Australia ssp capaneus
2020年01月06日 オーストラリア・タラビーチThala Beach Australia ssp capaneus