アフリカオナシアゲハ 学名:Papilio demodocus
英名 : Citrus Swallowtail

アフリカでは年間通して様々な環境で普通に見られます。雌雄同型ですが、♀の方が少し大きく、♂の斑紋は黄色味を帯びるのに対し、♀の斑紋は少し白っぽいです。アジア東部に生息するオナシアゲハPapilio demoleusとの違いは、本種の方が大型で、後翅白帯が細く、前翅中室外部の白紋が大きい(オナシアゲハでは小さいか消失します)などがあげられます。

分布distribution :  アフリカ中南部、マダガスカル C.S.Africa, Madagascar

亜種spp :  demodocus (Tropical Africa, Madagascar) bennetti (Yemen (Socotra I.))
食草food plant :  ミカン科ワンピ属Clausena sp. サルカケミカン属Toddalia sp. Phellodendron amurense, Ptelia trifoliata, Skimmia japonica

メモmemo : イタリア・ボルダーノの蝶園ではじめてみました。花から花へせわしなく飛び回り、写真は1枚しか取れていませんでした。葉の上で休んでいた、その時は同種だと思っていた蝶は実はアジアのオナシアゲハだと後で気づきました。世界中の蝶がケージ内に放たれていたのだと思います。南アフリカでは民家の垣根?の花に数頭が吸蜜に来ているところに遭遇しました。大きな翅を波打たせながら吸蜜している姿が印象に残りました。

観察記録record page :
               2012年5月5日 イタリア・ボルダーノの蝶園Casa delle Farfalle di BORDANO Italy
               2022年04月27日 ムンニックエリア / Munnic Area South Africa   ssp demodocus

2022年4月27日 Munnik South Africa2022年4月27日 Munnik South Africa2022年4月27日 Munnik South Africa2022年4月27日 Munnik South Africa2022年4月27日 Munnik South Africa2022年4月27日 Munnik South Africa2022年4月27日 Munnik South Africa2022年4月27日 Munnik South Africa