ホソオチョウ(ホソオアゲハ) 学名:Sericinus montela (セリキーヌス モンテラ)

年2回春と夏に発生し、春型は小型で赤紋が目立ちます。♂は白っぽく、♀は黄白色の地に黒条が発達して黒っぽく見えます。和名は尾状突起が長いことに由来します。本来日本には生息していませんでしたが、1978年東京で最初に確認されてから各地で記録されています。人為的に持ち込まれたものとして要注意外来生物に指定されています。日本産は韓国亜種と思われます。

分布distribution : 中国中部~アムール、ウスリー、韓国 C.China - Amur, Ussuri, Korea.


亜種spp : montela (南ウスリー S.Ussuri), koriana (韓国 Koria), amurensis (アムール Amur), magnus (南中国 S.China)
食草food plant : ウマノスズクサ科Aristolochia

メモmemo : とても小さくて、飛んでいるとシロチョウの仲間のように見えます。最初、出会えそうな場所を何ヵ所かネットで調べて出掛けましたが、なかなか見つかりませんでした。地面近くを低く飛ぶ性質があるようです。2019年時点では、まだ自宅のある千葉市まで勢力を拡大してはいないようです。

観察記録record page :
               2016年4月23日 埼玉県毛呂山町Moroyama Saitama 埼玉県狭山丘陵Sayamakyuryo Saitama
               2019年4月16日 埼玉県嵐山町Ranzan Saitama

2016年4月23日 埼玉県毛呂山町Moroyama Saitama2016年4月23日 埼玉県毛呂山町Moroyama Saitama2016年4月23日 埼玉県毛呂山町Moroyama Saitama2016年4月23日 埼玉県毛呂山町Moroyama Saitama2016年4月23日 埼玉県狭山丘陵Sayamakyuryo Saitama2016年4月23日 埼玉県狭山丘陵Sayamakyuryo Saitama2016年4月23日 埼玉県狭山丘陵Sayamakyuryo Saitama2016年4月23日 埼玉県狭山丘陵Sayamakyuryo Saitama2019年4月16日 埼玉県嵐山町Ranzan Saitama2019年4月16日 埼玉県嵐山町Ranzan Saitama