イフィダマスマエモンジャコウアゲハ　学名：Parides iphidamas

中南米の標高0～1200mに広く見られます。♂♀ともに午前中は各種の花を活発に訪れます。♂の前翅の緑紋は変化に富みますが、後縁まで届くことはありません。♀の前翅白紋列は一番下よりその1つ上のほうが大きい特徴があります。後翅の赤紋列は他種に比べて発達しています。

分布distribution : メキシコ～ペルー Mexico to Peru

亜種spp : 　iphidamas (S.Mexico, Panama, Guatemala, El Salvador, Nicaragua, Honduras, Costa Rica)　phalias (C.Colombia)　ayabacensis (N.Peru, S.Ecuador)　calogyna (W.Ecuador)　teneates (NE.Colombia, NW.Venezuela)　elatos (NW.Colombia)　gorgonae (Colombia)
食草food plant : ウマノスズクサ属Aristolochia sp

メモmemo :　エウリメデスマエモンジャコウアゲハParides eurimedesにそっくりですが、本種は後翅外縁のフリルが白です。また、後翅のピンク紋の数が6個以上と多い点でも区別できます。コスタリカでは花に来ていたのですが、とても敏感で、5メートルも近づくことができませんでした。

観察記録record page :
　　　　　　　　　　　　　　　2017年4月9日　コスタリカ・サンホセ平和大学周辺Peace Univ. San Jose Costa Rica　　　ssp iphidamas