オオルリアゲハ　学名：Papilio ulysses　（パピリオ　ウリッセス）

アジアの熱帯地域に年間通して発生し、、特に雨期によく見られます。ジャングル内や林縁の地上２～４メートル付近を素早く飛び、花に来ることもあります。♂♀同型ですが、メタリックなブルー紋は♂の方が発達しています。

分布distribution : オーストラリア北部、インドネシア、パプアニューギニア、ソロモン諸島　N.Australia, Indonesia, Papua New Guinea, Solomon Islands

亜種spp : 　ulysses (Seran, Ambon)　telemachus (Trobriand, Fergusson, Goodenough)　telegonus (Bachan, Ternate, Halmahera)　autolycus (W.Irian - Papua)　joesa (Cape York - McKay, Queensland)　orsippus (Choiseul, Isabel, Guadalcana, Florida Is.)　ambiguus (Bismarck Archipelago)　melanotica (Moluccas)　gabrielis (Admiralty Is.)　nigerrimus (Bougainville, Shortland Is.)　morotaicus (morotai Is.)　dohertius (Obi)　ampelius (Buru)　oxyartes (Aru)　georgius (New Georgia Group)
食草food plant :　柑橘類 Citrus sp　サンショウ属 Zanthoxylum sp

メモmemo : オーストラリアのケアンズに家族旅行で行ったとき、キュランダの蝶園で初めて出会いました。オーストラリアでは、3回見かけると幸せになれる、と言われている蝶ですが、蝶園以外ではロープウェイから1頭目撃しただけでした。10年後、もう一度この蝶に会いたくてケアンズに出かけました。フィールドでは飛んでいるのを何度も見かけましたが、蝶園にその姿はなく、間近で観察することはできませんでした。

観察記録record page :
　　　　　　　　　　　　　　　2009年12月31日　オーストラリア・キュランダの蝶園Australian Butterfly Sanctuary Kuranda Australia　　　ssp joesa
　　　　　　　　　　　　　　　2020年01月03日　オーストラリア・ケアンズ植物園Cairns Botanical Gardens Australia　　　　　　　　　　　ssp joesa
　　　　　　　　　　　　　　　2020年01月04日　オーストラリア・キュランダKuranda Australia　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ssp joesa