メスアカモンキアゲハ 学名: Papilio aegeus
熱帯地方では通年、高緯度では10月から5月にみられます。前翅に白帯、後翅裏外縁にオレンジ紋とブルー紋の列があり、尾状突起はありません。♂は黒っぽく、前翅の細い白帯や後翅の白紋がよく目立ちます。♀にはノーマル型、ペイル型、ダーク型の3つのフォームがあり、違いは主に前翅の色合いで、ノーマル型は前翅亜外縁から外が白っぽく、ペイル型は全体が白、ダーク型はほぼ薄茶です。また後翅のオレンジ紋がペイル型では黄色に変化しています。
分布distribution : ニューギニア~オーストラリア・ニューサウスウェールズ州 New Guinea - New South Wales
亜種spp : aegeus (Cape York - E.Victoria, S.Australia) ormenus (Aru, Missol, Salawari, Jobi, Waigen, W.Irian, Papua, New Guinea, Trobriand,
D'Entrecastreaux, Woodlark, Lousiades, Torres Straits Is) etc...
食草food plant : Citrus sp
メモmemo : 丸くて大きな蝶という印象でした。尾がないことと、ブルー紋があることが、たくさんのよく似た蝶から本種を同定する決め手となりました。
観察記録record page :
2020年01月03日 ケアンズの蝶園Australian Butterfly Sanctuary, Botanical Gardens Cairns Australia
2020年01月04日 キュランダの蝶園Australian Butterfly Sanctyary, Kuranda Australia