ウスバキチョウ 学名:Parnassius eversmanni (パルナシウス エヴァースマニー)

氷河時代の生き残りと言われていて、高緯度、後標高の過酷な環境に生息し、卵から成虫になるまでに2年かかります。♂は黄色地が目立ち、♀は少し白っぽく後翅亜外縁の黒帯や赤斑紋が発達します。斑紋の違いなどで地方ごとに40以上の亜種にわけられることもあります。日本では国の天然記念物として保護されています。

分布distribution :  東ロシア - モンゴル、日本、アラスカ E.Russia - Mongolia, Japan, Alaska


亜種spp : eversmanni (南シベリア S.Siberia) vosnessenski (オホーツク海 Sea of Okhotsk) thor(アラスカ Alaska) daisetsuzana(日本 Japan) polarius(北西ヤクート、チュコット NE.Yakutia, Chukot)など
食草food plant : ケマンソウ科コマクサなど Corydalis arctica, C. paeoniipholia, C. gorodkovi, C. pauciflora など

メモmemo : 日本国内では北海道の大雪山にしか生息していません。蝶探しをスタートした最初の年、その姿を見るためにコマクサ平に登りました。足腰が丈夫なうちと、考えたのですが、途中の雪渓はまさに命がけでした。幸い、晴天に恵まれてその姿を見ることができました。

観察記録record page :
               2015年6月28日 北海道コマクサ平Komakusadaira Hokkaido

2015年6月28日 北海道コマクサ平2015年6月28日 北海道コマクサ平2015年6月28日 北海道コマクサ平2015年6月28日 北海道コマクサ平2015年6月28日 北海道コマクサ平2015年6月28日 北海道コマクサ平2015年6月28日 北海道コマクサ平2015年6月28日 北海道コマクサ平2015年6月28日 北海道コマクサ平2015年6月28日 北海道コマクサ平2015年6月28日 北海道コマクサ平2015年6月28日 北海道コマクサ平