カバイロシジミ 学名:Glaucopsyche lycormas
年1回6月から8月いっぱいまで見られます。翅裏の黒点列が一列なのが特徴です。♂の翅表はブルーが発達し、♀は未発達で茶色っぽいものが多いですが、北海道東部には♀でもブルーが大きいものもあって、別亜種tomarianaとされることもあります。国外ではユーラシア大陸の東部に見られます。
分布distribution : 南シベリア、極東、サハリン、モンゴル、中国東北部、朝鮮半島、日本 / S.Siberia, Far East, Sakhalin, Mongolia, NE.China, Korea, Japan.
亜種spp : lycormas (Japan) lederi (S.Siberia, Kuznetsky Alatau, Salair, N.Altai, E.Sayan, Transbaikalia,
Mongolia) scylla (Amur, Ussuri) tomariana (Kuriles, Kunashir) sumpantingi (Sichuan)
食草food plant : クサフジVicia craccaなどのマメ科Fabaceae
メモmemo : 北海道と東北の一部に生息していますが、なかなか見ることができません。クサフジを探し当ててもいないことが多いです。北海道には生息していないヤマトシジミに翅表がよく似ているので、どうしても特徴のある翅裏を見たくなります。
観察記録record page :
2017年6月27日 北海道積丹Shakotan Hokkaido
2018年7月8日 北海道幕別町Makubetsucho Hokkaido
2018年7月9日 北海道津別町Tsubetsucho Hokkaido
2018年7月11日・12日 北海道銭函Zenibako Hokkaido
2019年6月18日 北海道幕別町Makubetsucho Hokkaido (動画のみ)