アポロウスバアゲハ 学名:Parnassius apollo(パルナシウス アポロ)
英名:Apollo
年1回5月から9月の間に発生します。標高500mから2500mの山地に分布していて、100以上の亜種が記録されています。後翅に大きな赤い眼状紋が2つあることや、前翅には赤紋が無いことなどの特徴を持ちます。♂は透明部が少なく白っぽく見え、 胸部腹部は銀毛に覆われています。♀は透明部が発達し、腹部にはあまり毛がありません。
分布distribution : EU、テンシャン、シベリア~ヤクート、北ウラール~トランスコーカサス、小アジア、中東、モンゴル EU, Tien-Shan, Siberia - Yakutia, N.Urals - Transcaucasia, Asia Minor, Middle East, Mongolia
亜種spp : 南スペインnevadensis 南バルカンrhodopensis 他etc
食草food plant : マンネングサ属Sedum ssp 白花万年草Sedum album など
メモmemo : 憧れのアポロに会うために、スイスまで出かけました。出会うまでが大変でしたが、その後はたくさん見ることが出来ました。頭をグイグイ動かして夢中で吸蜜し、そんな時はどんなに近づいても逃げることはありません。本当に心奪われる蝶です。♂♀の区別は、後翅表肛角付近にある黒紋列が♀では赤い眼状紋の下のs2室まで3室連続で続くのに対して、♂ではここまで黒紋が現れず、2紋で終わる点なども参考にできそうです。
観察記録record page :
2017年7月3日 アルメルトフーベルAllmendhubel Swiss (動画のみVideo only)
2017年7月5日 ミューレンMurren Swiss
2017年7月6日 テッシュTasch Swiss
2017年7月8日 テッシュTasch Swiss
2018年5月30日 カルペトランCalpetran Swiss
2024年06月26日コル・デ・ラ・ロンバルデ①標高1400m / Col de la Lombarde-1 Alt. 1400m France